最近、Amazon EC2へのサーバー移設についての案件依頼がすごく増えています。
そもそもAmazon EC2とは、あのAmazon.comが運営しているデータセンターを借りて、自社のサーバーを立ち上げ、運営できるというサービス。
そもそもなぜサーバーをAmazonに移す必要があるのか?
そのメリットとして、次の点が挙げられます。
- サーバー利用料が大幅に安い
最も安いサーバーで1ヶ月動かしても約7,000円程度
もちろん完全Root権限 - 安全かつダウンタイムが少ない
世界最高レベルのAmazonデータセンターで管理
SLAでの99.95%の稼働率保証 - 機器の心配をしなくてよい
電源やネットワーク機器の故障の心配は要りません - 使いたいときだけ、時間単位でサーバーを利用できる
1時間単位で課金。テストサーバーなどに最適です - 突然のアクセス増にも余裕で対応
サーバーの数を自由に可変。
普段は1台。アクセスが多いときは複数台に増やして運用ということが可能 - バックアップが簡単
サーバーイメージやスナップショットから数分から10分程度で復帰できます
このような理由からAmazon EC2を選ばれる方が多いようです。
まだまだ日本ではこれからのサービスですが、すでに数多くのWebサイトがAmazonで動いています。
もちろん、このブログもAmazonで動かしていますし、弊社のサイトもそうです。
まだ、日本では他社にデータを預ける、しかもそれが外国の企業であることに抵抗を持たれる方も多いですが、いずれ状況は変わるでしょう。
ある人がこう言ってました。
『戦後、自家発電じゃないと信用できないと言っていた工場主が、今では電力会社に頼ってるのと同じように』、と。
まさに今がその時代。
本当に自社でサーバーを持つことが安心につながるのか、メリットがあるのか?
既成概念を捨て、今一度、考えてみるべき時ではないかと思います。