2013年7月11日木曜日

Googleグループの公開範囲設定について(企業で使うGoogle Apps for Businessの場合)

先日よりGoogle グループを中央官庁の方が利用し、その設定が一般公開になっていたため、外部からメールの内容などが見れてしまう状態になっていたとのニュースがありました。
省庁の内部情報、グーグルグループで誤って公開
今回のアカウントは無料のGmailアカウントを利用していたため、デフォルトがすべてのユーザーに一般公開となっていたために起こっています。

では、企業でGoogle Apps for Businessを使っており、Googleグループを使う場合はどういう所に注意すれば良いかですが、企業版であるGoolge Apps for Businenssではデフォルトでは一般には非公開になっています。
ですので、管理者が敢えて公開可能な設定にしていなければ、社員が勝手にグループを使っても、その内容が外部から見られることはありません。

この設定はGoogle Appsの管理者用の画面で確認、設定できます。
「このドメイン外 - グループへのアクセス 」のところが「限定公開」となっていれば、社外のユーザーはグループにアクセスできませんので安心です。
Google Appsの管理者の方は一度、この設定を再度、確認ください。








2013年6月13日木曜日

iPhoneでのGoogleカレンダーはこう使え(iOS6 / 2013年版)

以前の記事でiPhoneとGoogleを同期させる方法を書いていましたが、
その方法が一部のユーザーでは使えなくなったので、改めて設定を書いてみます。

以下、Googleのヘルプより
2013 年 1 月 30 日以降は、ユーザーは Google Sync を使用して新しい端末を設定することができなくなります。ただし、既存の Google Sync 接続は引き続き動作します。Google Sync は Google Apps for Business、Google Apps for Government、Google Apps for Education では今後も完全にサポートされるので、それらのユーザーにはこのお知らせの影響はありません。
今回はカレンダーの設定方法について記載します。
基本的に新しい方法では「CalDAV」という方法を使います。

1.まずはiPhoneの「設定」を開き、「メール/連絡先/カレンダー」を選択。
2.「アカウントを追加」を選択し、「CalDAV」アカウントを追加。


3.続いて以下の内容を入れます。
  • サーバー:www.google.com
  • ユーザー名:Gmailアカウント(GoogleAppsの場合は会社のアカウント)
  • パスワード:Gmailのパスワード
  • 説明:(任意)

4.基本的には以上です。これで「カレンダー」アプリを開き、左上の「カレンダー」ボタンより表示させたいカレンダーを選択します。なお、ここで同期したいカレンダーが出ない場合は、以下のURLにて設定ください。
















以上ですが、同期される間隔はGoogle Syncのようにリアルタイムではなく、フェッチ方式になりますので、そのタイミングは「メール/連絡先/カレンダー」にあります「データの取得方法」の設定画面にて設定可能です。